急性脳症による高次脳機能障害からの回復を目指すための日常的ケアーの心得の研究資料:藁にもすがる思いで始めたことのまとめ
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1音楽による脳のコントロール:喜怒哀楽の感性を取り戻し運動機能を回復させる為に
インフルエンザ脳症のような微慢性脳障害による高次脳機能障害を発症した場合、身体コントロールや視覚等の機能が著しく低下する。てんかん発作等を併発する場合その都度脳神経の障害が高進するものと示唆される。脳は脳関門というフィルターが存在し薬剤の作用はそれほど高くないのが現状です。身体感覚で最も強靭な情報網に聴覚がありその音波の周波数でリラックスしたり、感情が高騰したり安静化したりできます。その音波のエネルギーを利用して直接、脳神経をコントロールし、且つ、末梢神経(筋肉の振動)を担い脳と末梢神経を連携させるトレーニングのバックグランド調律環境を作る事を目的としました
生きる意欲の強化が第一!:音は全身で聞く事が可能でありその機能を活用する
音響体振動とは
水は空気より音響インピーダンスが高く、骨や水は空気よりはるかに振動を良く伝える。身体は約70%が水分であり、羊水で保護成長している胎児期の赤ちゃんは胎内で母親の声や鼓動などの胎内音を、また胎児期の周囲の環境音(父親の声)体内振動を伴った音として聴いており胎児期の音の記憶を持って生まれてくる
産まれたばかりの赤ちゃんは、母親に抱かれて声や鼓動(基本的に心拍60)が振動とともに伝わると最も安心するらしい。成人しても意識下には胎児期の記憶が残っており、似たような状態におかれるとリラックスし、疲労回復や精神状態の安定化を促す。乗り物に乗っているとき自動車や電車などいわゆる心臓拍動調律=1ヘルツで精神状態が安定し眠くなる状況を作ることがある。
音響振動を適切に付与すると、音楽の感動・陶酔感を高める効果や印象を深める効果、リラクセーションの効果などがある。これらの効果から受容的音楽療法に応用され、高次脳機能障害者の回復に貢献している。また妊娠開始からの胎児の育成にも貢献するものと示唆する
体感振動は音楽だけでなく、ドキュメンタリー音や効果音でも大きな効果を発揮する。電車やSLの走る音、トラクタや車のエンジン音、噴火や大砲などの爆発音、地震などによりビルなどが崩れる音等これら広い周波数レンジと重低音域の成分を含む衝撃感や、振動感を伴なう音、時には地響きさえ伴なうようなドキュメンタリー音や効果音を体感音響装置で再生すると、低周波に乗って高周波の伝播(非線形パラメーター:ハーモニック)が促進され迫真の臨場感を獲得することができる。健常者のストレス解消にも貢献することに貢献する
音楽の選択は非常に重要
注意すべき音 破壊的な音 雷のような轟音 悪い言葉(思いも脳から悪い電磁波が発せられる)
良い音 安らぎ=自然の音(清流の音 鳥のささやき 森の木の葉のささやき 波の音) クラッシックなどオーケストラの音
良い音 楽しみ =童謡が効果高い傾向がある 優しい言葉(優しい思い良いオーラが伝播する:特に障害者は敏感である)
試作品紹介:試作品1号:Yuzuka Music therapy chairNo1;ボディーソニックの応用
材料は塩ビのチャイルドシートを利用し、背骨がまっすぐ座位保持できるように体のラインに合わせてクッションをデザイン組み上げました
両サイドにステレオスピーカーを椅子に密着させて取りつけました
こちらの穴は、長時間座位保持姿勢でも肛門付近の負荷を軽減するために設けました:介護者にとって重要です
音階の振動伝播を効率よくいきわたらせるために塩ビの水道パイプでスピーカーと椅子周囲に取り巻きます:上側は密封、下側は開放で振動波をこもらせず方向性を持たせました。高音スピーカーは胸椎3番レベルやや右:中音スピーカーは胸椎9番レベル:低音スピーカーは腰椎2番レベル:Hi-FiCompoSistemアンプを椅子の後方および下に設置、電源コードの長さ分だけ自由に移動できる:ポータブル電源利用で音楽を聴きながら日光浴や散歩など屋外でのケアーをできるようになる
身体機能の調律は全身の潤いが必要です。良い水の確保が介護子育ての基本であり、身体作りは潤いが必須詳細ページへ