夜光貝の身はクロアワビと並ぶ高級貝類として料亭で扱われる美味しい身質です。
殻は最高級の螺鈿素材として高額取引される貴重な貝です。ワシントン条約により取引規制で沖縄産や屋久島、奄美産の夜光貝が出回るのが一般的であり、また希少品となっている。
その夜光貝の楽しみ方について記載いたします。活き締め深層水処理により冷凍保管長期にわたり取れたて新鮮かつ風味を保つ特殊製法を構築しました。ぜひ取り寄せしお楽しみください。
あく抜き殺菌を目的に水道水に5分ほどつけておきます
生きたまま凍らせたので貝の蓋がしっかり閉じている場合があります(2キロサイズからは完全に閉まることは少ない)
貝柱はこの領域の貝内面に根付くように付着しています。隙間に包丁を入れて表面を切り込んでいきます。隙間を作ったら、スプーンなどの平たい器具を3センチほど差し込み貝柱をはがしていきます
貝柱を切ると蓋が緩みます。スプーンで貝柱の反対側よりゆっくり蓋を起こしながら身を抜いていきます
貝から身を抜きました
肝の部分(沖縄では出し取りに使いますが、この部分は食べる習慣はありません)
腸の部分は小石や砂が多く入っています夜光貝を螺鈿細工素材として使用する理由
夜光貝は真珠層と透明層を複数層有する素材で、立体描画に適した性質を持ちます、真珠層の輝きもオーロラ色に多彩に輝く特徴があり、その特徴である多層構造により虹色迷彩の輝きを複雑に発することができます。その特徴を最大限に生かすために、レンダリング技術を採用しています
貝殻の形状が非常に良い素材はそのまま形状維持で研磨 表面の石灰層だけを研磨しましたので凹凸が激しくなっています通常は表面の凹凸を滑らかにする研磨を行います 最初の彩色は水生塗料で輝き色素を染み込ませる作業を行い表面の余分な塗料をふき取りながら表面をコンパンドで研磨します ChopicSketchの毛質を利用してできるだけきめ細かく、且つ薄い色からデザイン描きを始めます デザインの始まり、VR:ボリュームレンダリング工法なので、薄い色から一色ずつデザインに合わせて彩色して重ねていきます 最初に大きなバックデザインをイメージして描きます 繊細なイメージングを重ね描きします |
夜光貝VRレンダリングデザイン工法:VR工法は色調と透明度により立体彩色描画する技術です
最初の彩色は水生塗料で輝き色素を染み込ませる作業を行い表面の余分な塗料をふき取りながら表面をコンパンドで研磨します
ChopicSketchの毛質を利用してできるだけきめ細かく、且つ薄い色からデザイン描きを始めますデザインの始まり、VR:ボリュームレンダリング工法なので、薄い色から一色ずつデザインに合わせて彩色して重ねていきます
最初に大きなバックデザインをイメージして描きます
繊細なイメージングを重ね描きします大きなバックデザインをイメージして描き 繊細なイメージングを重ね描き 毎回描き上げ後に透明層のコーティングを行います 繊細なイメージングを重ね描き彩色→透明層コーティング→乾燥と数十回繰り返していきます
注)透明層コーティングは湿気のある日は禁忌です
SRレンダリンングは細い線画によるモデリングで光と影により遠近感を持たせて立体視する技法です
濃く細いラインで立体感を出すモデリングデザインを重ねていき最終的に夜光貝の内部散乱と複数層に重ね描きした透明層内部の帯域幅の広い輝きを最大限に引き出していきます
帯域幅の広い輝きを醸し出しますので、照明設備も帯域幅の広い光線(太陽光)を必要とします
朝、昼、夕方の光線に応じて多彩に変化する特徴を持ちます
注)デジタル写真は帯域幅が狭いので実際の輝きはアップすることができません:肉眼で確認することしかできません
夜光貝の輝きを引き出すため濃い色のエッジングを行いますこの処理により内部散乱が大きくなり夜光貝ならではの素晴らしい輝きを引き出していきます
彩色→透明層コーティング→乾燥と数十回繰り返していきます
基本は薄い色彩の重ね塗りと反射用に濃く細いラインで立体感を出すモデリングデザインを重ねていき最終的に夜光貝の輝きを最大限にやさしく引き出していきます
光の入り口と内部散乱の増強により、眺める角度に応じて多彩なグラディエーション彩光を楽しむことができます。照明は太陽光と同じく帯域幅の広い光線を必要とします
夜光貝インテリア置物やシェルランプとして楽しむ
カットしてルアーやペンダント作り
焼き煮込みで夜光貝チップを作り螺鈿細工やネイルアート素材として利用
トローリングルアーの反射素材として利用等すべてのパーツが利用できます