未来にマグロの握り寿司を残すために、マグロのビジネス戦略を構築

jyeri-.jpg超音波目利きで目鉢マグロ氷蔵保管に比較的たまに見られる所見
写真は10メガヘルツ帯域で情報収集した1枚です。
超音波写真が示すものとして、
比較的油の乗りが良く美味しそうに見えます
しかし筋隔の肥薄化と断裂を認め周囲身質の軟化を思わせる低エコー領域を彌満性に認める
また、筋節に沿って浸潤して見られる
あくまでも10メガヘルツ空間分解能最大で75マイクロメートルの世界
肉眼では評価困難でした。
このような所見を示した場合、そのまま柵どりして冷凍保存は良い成績を得ていません!できれば当たりたくないマグロの一つに入ります。
しかしこれを売りさばかないと現在の経済の景気では負担が大きすぎます。
加工して売る方法を取るか!そのまま流すのか?鮮度に関しては問題ないのですぐに販売するか?マグロ資源枯渇のこの時代、ビジネス戦略として重要です。
海洋深層水を散布して細胞を蘇らせるか?困難でした
基本的にすぐに販売した方が無難でしょう
ちなみに私は、高価な品質の良いマグロに海洋深層水処理を行い
ゆっくり売りさばいています。
-2℃の保管の場合(臓器輸送の技術では4℃との事)キハダマグロにおいて品質維持期間2.5倍に延長できました:日帰りマグロの初期処理保管と遠洋漁業2週間氷零物との比較試験においての結果です
マグロは資源保護で世界中で規制されています
しかも南方の入漁料は恐ろしい金額に引き上げられています
しかしこれからの時代は、品質に合ったセリねで落とさないと
どんどん泥沼に沈みこんでしまいます
いづれ超音波目利きは必要となるでしょう
枯渇した漁場が昔のように戻ったとしても・・・・?
世界の人口は増えるので食材不足は・・・