超音波目利き極上サクランボを探せ!の技術公開

山形の7月末出荷の旬のサクランボを超音波目利き
缶詰サクランボの超音波目利きソムリエ勝負を行ったことがあったので、まずは超音波検査
写真は容器に入れ超音波検査をするために水に浸しました
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それをこのようにプローブ走査:10MHzリニア操作です
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得られた超音波画像
NO-ID.jpg
超音波で観た結果
表面平滑高エコー帯状輪郭を認めます。超音波透過性は非常によく実がソフトで柔らかいと示唆します:完熟を示唆する(理由は未熟は肉質に空気を多く含み超音波波透過困難)
内部実質は繊細均一低エコーで見られます。超音波透過性は良好で中心部に種を認め高輝度反射SE(ストロングエコー)はソフトに発生し、またAS(アコースティックシャドウ)はしっかり引いております。実は全体的に均一な品質を保ち異物の存在は無く均一に熟成した品質と示唆されました
5人でテクスチャー評価した結果、初めて食したぐらいの最上級品であり、超音波およびテクスチャーにおいてすべて同一レベルの品質でした。
山形から沖縄まで経過時間があったにも関わらず非常に良いサクランボでした。
山形サクランボ旬の時期は7月と思います。ぜひ山形のサクランボご賞味ください!
このような品質は超音波でNO-ID.jpgの画像写真になります。

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