写真は10メガヘルツ帯域で情報収集した1枚です。
超音波写真が示すものとして、
比較的油の乗りが良く美味しそうに見えます
しかし筋隔の肥薄化と断裂を認め周囲身質の軟化を思わせる低エコー領域を彌満性に認める
また、筋節に沿って浸潤して見られる
あくまでも10メガヘルツ空間分解能最大で75マイクロメートルの世界
肉眼では評価困難でした。
このような所見を示した場合、そのまま柵どりして冷凍保存は良い成績を得ていません
できれば当たりたくないマグロの一つに入ります。
しかしこれを売りさばかないと現在の経済の景気では負担が大きすぎます。
加工して売る方法を取るか!
海洋深層水を散布して細胞を蘇らせるか?
基本的に加工してすぐに販売した方が無難でしょう
ちなみに私は、高価な品質の良いマグロに海洋深層水処理を行い
ゆっくり売りさばいています。
いままではマグロが多く水揚げされていたので調整でしのげました
しかしこれからの時代は、品質に合ったセリねで落とさないと
どんどん泥沼に沈みこんでしまいます
いづれ超音波目利きは必要となるでしょう
枯渇した漁場が昔のように戻ったとしても・・・・?
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